■万年筆
万年筆は、お使いになる方によって、ペン先の角度などが、それぞれ異なるため、ペン先を馴らして、ご自分の書き味にすることが必要です。
毎日、お使いいただき、常にインクが流れやすくしておくことと、時々、お掃除していただくことが、最良のお手入れ方法です。
常時お使いの場合は、時々で結構ですが、長時間使わなかった時やインクの色を変える時などは、インクを入れる前に、水またはぬるま湯(触って暖かいと感じる程度)をインクの代わりに通して、洗浄してください。
(注:ペンクリニック参照)
なお、多くメーカーは、指定のインク(多くは自社製品)を使用しない場合は、保証の対象外となる場合がありますので、ご注意ください。
また、紙質によっては、紙のカスがペン先の間に入り込んでいる場合がありますので、柔らかい布で軽く拭き取って、取り除いてください。
万年筆は、一般的に気圧や温度や衝撃の影響を受けやすいため、携帯される時は、キャップを上にしてください。
時々、ご使用時に、持つところにインクが付着していることがあります。これは、万年筆のインクは、常に蒸発しているため、水滴がキャップの内側に付着し、このような現象が起こります。これは、キャップの内側に付着したインクを柔らかい布でふき取ることによって解消できます。
ペンをバッグなどに入れ、固定せずに携帯した場合も、衝撃などで、同様の現象が起こることがあります。ペンケースなどに入れて、ペン先を上にして動かないようにして携帯されることをお勧めします。
また、インクの量が少なくなった時やペン先が汚れている場合にも同様の現象がおこることがあります。
両用式・・・万年筆のインクの吸入方法を、カートリッジインクとコンバータのどちらかを選択して使用出来る。

吸入式・・・万年筆のインクの吸入方法が、尻軸を回してピストンを上下させ、吸入する方式でインクを補充する。

■ボールペン
ボールペンは、先端のボールを回転させてインクを紙に残していくしくみになっています。
従って、必ず微量のインクがボールに残り、それが時々紙につくことがあります。紙質によっては、紙のカスがたまりやすく、インクの残りとカスによって、インクのボタ落ちを起こしやすくすることがあります。その場合は、先端の汚れを取り除いてから、お使いください。
インクの書き出しが悪い場合は、硬い紙の上で少し筆圧をかけて書き、先端に溜まっている古いインクや空気を出せば、再び書けるようになることが多いようです。ライターなどで暖めないでください。
■ペンシル
ペンシルの芯がすり抜けて止まらない場合は、芯のすべりを止める内部の小さなゴムの磨耗が原因の場合があります、この場合は、修理に出してください。また、芯が短くなって、芯を支える部分と先端までの長さに満たない場合は、芯が引っ込んだりすり抜けたりします。この場合は、新しい芯を補充してください。
芯が出ない場合は、先端または内部に芯が折れて詰まっている場合や芯のカスが詰まっている場合、予備の芯を入れすぎている場合があります。この場合は、これを取り除くことによって解決します。解決しない場合は修理に出してください。
芯をあまり長く出すと、折れやすくなります。先端が、若干出ている程度で筆記してください。なお、国産の替芯と外国製では、太さが同一表示でも、芯の製造工程の違いにより、すり抜けたり、詰まったりする場合がありますので、ご注意ください。
■ローラーボール
ローラーボールのインクは、水溶性のため、常に蒸発しています。従って、使わないときは、必ずキャップをしてください。また、ボールペン同様、紙質によっては、紙のカスがたまりやすいことがありますので、先端の汚れを時々取り除いてください。
インクの書き出しが悪い場合は、硬い紙の上で少し筆圧をかけて書き、先端に溜まっている古いインクや空気を出せば、再び書けるようになることが多いようです。ライターなどで暖めないでください。
■その他の注意点
ペンは、特殊なペンを除き、一般的に、室内での筆記を本来の目的として作られていますので、高温多湿の場所、直射日光の当たる場所、ペンに衝撃を与えるような場所(満員電車など)は、避けてください。
吸入式万年筆やコンバータを使用している場合、ノブは止まったところで十分機能しています。それ以上まわすと、思わぬ故障の原因となりますので、ご注意ください。また、閉めすぎますと、ネジ山を破損しインク漏れなど原因となることがありますので、ご注意ください。
■金銀製品のお手入れ方法
「銀は変色するもの」ですから、お手入れが必要です。
一番のお手入れ方法は、毎日お使いいただき、柔らかい布で軽く汚れを拭き取れば、その美しさを保つことが出来るだけでなく、いわゆる銀本来の色になってきます。
ひどく変色した場合は、市販の銀磨きや磨き布で拭いていただければ輝きを取り戻すことが出来るでしょう。
「金製品」も24金の純金で無い限り、18金、14金、10金などの場合は、加えてある金属の性質を若干受け継ぎますので、銀と同様のお手入れが必要です。
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