S.T.DUPONT(エス・テー・デュポン)

国…フランス

創業…1872年

エス・テー・デュポンは約150年にわたり、本物のラグジュアリーの代名詞として、創造性、妥協のない品質、そして世代を超えて受け継がれてきた独自の専門的な技術を融合させてきました。

メゾンの創始者であるシモン・ティソ・デュポンは、ナポレオン3世の写真家であり、鋭い審美眼を持ったパイオニア精神の持ち主でした。1872年にわずか25歳でパリに最初の革製品店をオープンします。 彼の個性的な旅行用トランクは、すぐにヨーロッパのエリートたちの目に留まり、彼らのコミュニティの間で究極のアクセサリーとして有名になりました。19世紀後半には、ルーヴル美術館などの一流のショップがデュポンを仕入れ先として選び、ウジェニー・ド・モンティージョなどの著名人が、デュポンにバニティケースを注文しました。

エス・テー・デュポンの製品は、高度な金細工技術の結晶です。丁寧に刻印をされたり、彫りこまれたり、手作業でのギヨシェ彫りを施されたり、最新のデジタル技術を使って作られたりします。貴重な金属が、職人たちの忍耐強い努力によって洗練された模様で飾られます。そして、それが独自の技術と情熱を反映したブランドのシンボルとなります。